BLOG

ブログ

駆除作業で遭遇するスズメバチの種類

駆除作業で遭遇するスズメバチの種類

スズメバチは、当店の営業エリア内全域の都心住宅街~自然豊かな公園など含め日常生活を送る中で、アシナガバチに次いで遭遇する可能性の高いハチです。
そんなスズメバチを駆除依頼件数順に紹介します。

1.コガタスズメバチ

コガタ(小型)とはなっていますが、体長3cm前後と決して小型ではありません。いわゆる殺人スズメバチと言われる「オオスズメバチ」とそっくりで、若干小型なことから命名されているようです。
攻撃性はスズメバチの中では高くないといえますが、刺された際の痛みと毒性は「さすがのスズメバチ!」油断はできません。

2.キイロスズメバチ

名前の如く全体的に黄色っぽい若干小さめ(2cm前後)のスズメバチ
スズメバチとしてサイズ的には小さい部類に入りますが、特徴はその攻撃性の高さにあります。
他のハチに比べて攻撃範囲が広く、巣から5m以上離れた場所であっても、ウロウロしていると威嚇飛行してきます。
また一つの巣で生活するハチの数がとても多く、TVなどで紹介される巨大なズメバチの巣のほとんどは、このキイロスズメバチです。

3.モンスズメバチ

主に家屋や樹木の中などの密閉空間に営巣する比較的小型のスズメバチ
ハチとしては珍しく夜間でも活動することが最大の特徴と言え、攻撃性も比較的高いです。
密閉空間に営巣することから、外皮のないアシナガバチのような剥き出しの巣を作る特徴もあります。

4.ヒメスズメバチ

オオスズメバチに次ぐ体の大きさを誇り、攻撃性は低く比較的穏やかな性格ですが、誤って巣に近づきすぎてしまったり手で払うなど攻撃と認知されれば容赦なく攻撃してきます。
大きい体だけあって毒の量も多く、刺されてしまった場合には多くの場合で中~重症化リスクを伴います。

5.チャイロスズメバチ

キイロスズメバチをそのまま茶色にした外見。
他スズメバチの巣に忍び込み~産卵~お世話をさせます。その結果いつの間にかチャイロスズメバチの成虫で巣を占領・乗っ取る悪質、こうかつなハチです。

6.オオスズメバチ

いわゆる殺人スズメバチ!日常生活において遭遇率は高くないですが、その攻撃性と毒性はずば抜けています。
主に樹木の根元や土中に営巣し、成人男性の親指ほどの大きなハチです。

7.クロスズメバチ

一見スズメバチとは思えない小型(~15mm程度)のハチですが、その毒性は強く刺された箇所がゴルフボール並みに腫れてしまう症例を何度も見ています。
主に土中に営巣し、小型ながらも圧倒的な成体の数を誇ります。
通常は刺された症状を見るまではスズメバチとは思わないかもしれません。

関連記事一覧